東北ドローンブログ
2026.08.28
東北ドローンにYouTube・SNS担当の「みのりん」が仲間入りしました!
このたび東北ドローンに、新しいメンバーとして「みのりん」が加わりました!

2026.08.21
走る?飛ぶ?「空飛ぶ車」を開発中!製作者にインタビューしました
走る?飛ぶ?「空飛ぶ車」を開発中!
製作者にインタビューしました
東北ドローンでは、ドローンを活用した点検や空撮だけでなく、現場の課題を解決するための新しい機体や
システムの開発にも取り組んでいます。
今回ご紹介するのは、以前ブログでも紹介した、車輪による走行と飛行の両方が可能な小型ドローンです。
普段は地上を走行し、段差や障害物などによって進めなくなった場合には飛行へ切り替える。そんな「走る」と「飛ぶ」を組み合わせた新しい機体を現在開発しています。
今回は、開発を担当している製作者に、開発のきっかけや想定している活用方法、今後の展望について聞きました。
現在開発している機体について、簡単に紹介してください
現在開発しているのは、車輪による走行と飛行の両方が可能な小型ドローンです。
通常は車輪で地上を走行し、段差や障害物など、走行だけでは移動が難しい場面では飛行に切り替えられることを
目指しています。
ドローンの機動性と、走行ロボットの安定性・省電力性を組み合わせることで、従来のロボットでは入りにくい場所でも
柔軟に移動できる機体を目指して開発しています。
この機体を開発しようと思ったきっかけは何ですか
きっかけは、建物内や配管内などの複雑な環境では、走行ロボットだけでも、
ドローンだけでも対応しにくい場面があると感じたことです。
走行ロボットは安定して移動でき、比較的エネルギー効率にも優れていますが、段差や障害物があると
進めなくなる場合があります。
一方、ドローンは障害物を越えることができますが、常に飛行し続けると消費電力が大きくなり、狭い空間では
操作や運用が難しくなることがあります。
そこで、普段は車輪で効率よく移動し、必要な場面だけ飛行する機体にすることで、
両方の長所を活かせるのではないかと考えました。
どのような場所での使用を想定していますか
主に、人が入りにくい場所や、移動が難しい環境での使用を想定しています。
たとえば、
- 建物内部の点検
- 大型配管の内部
- 段差や障害物が多い場所
- 人が直接立ち入りにくい場所
などです。
特に、地上走行だけでは進めない場所があり、かといって常に飛行するには効率が悪いような環境で、
有効に活用できると考えています。
車輪での走行と飛行を組み合わせた理由を教えてください
走行と飛行には、それぞれ得意な場面があるためです。
車輪による走行は、安定していてエネルギー効率が良く、長い時間の移動に向いています。
一方で、段差や隙間、障害物などがあると移動が難しくなる場合があります。
飛行は、障害物を越えたり、地上では進めない場所を移動したりするのに向いていますが、常に飛び続けると
消費電力が大きくなります。
そこで、基本は車輪で走行し、必要なときだけ飛行することで、効率と機動性の両立を目指しています。
どのような場面で飛行機能を使用する想定ですか
飛行機能は、地上走行では越えられない段差や障害物がある場合、通路が途切れている場合、
瓦礫や配管の継ぎ目などを越える必要がある場合に使用する想定です。
また、狭い環境の中で進路を変更したい場合や、地上からでは確認しにくい場所を一時的に確認するといった
使い方も考えています。
ただし、常に飛行するのではなく、あくまで走行を補助する機能として活用することを想定しています。
この機体によって、どのような課題を解決したいと考えていますか
人が入りにくい場所の点検や調査を、より安全かつ効率的に行えるようにしたいと考えています。
現在、建物内部や大型配管のような場所では、人が直接確認するには危険だったり、
既存のロボットでは移動しにくかったりする場合があります。
この機体によって、走行と飛行を切り替えながら移動することができれば、これまで機械では進みにくかった場所も含め、より広い範囲を効率的に点検できる可能性があります。
最終的には、人の負担や危険を減らしながら、点検・調査作業を支援できるロボットにすることを目標としています。
現在は、どのような段階まで開発が進んでいますか
現在は、走行と飛行を組み合わせるための基本的な機体構成や制御方法を検討し、
試作機の設計・調整を進めている段階です。
今後は、実際に走行と飛行の動作を確認しながら、安定性や操作性などを検証し、
現場でより使いやすい機体へ改良していく予定です。
今後の開発に向けた意気込みを教えてください
まだ試作段階ではありますが、走行と飛行を組み合わせた機体には、
通常の走行ロボットやドローンにはない可能性があると感じています。
将来的には、人が入りにくい場所での点検や調査を支援できるような、実際の現場で役に立つロボットを目指して
開発を進めていきたいと考えています。
「走る」と「飛ぶ」を組み合わせた、新しい点検のかたちへ
今回開発している機体は、単にドローンを地上でも走れるようにすることが目的ではありません。
走行が適している場所では車輪で移動し、走行では難しい場所だけ飛行する。
それぞれの移動方法を使い分けることで、省電力性・安定性・機動性を兼ね備えた点検ロボットを目指しています。
東北ドローンでは、今後も実際の現場で感じた課題をもとに、ドローンやロボット、ソフトウェアなどを活用した
新しい技術の開発に取り組んでいきます。
「こんな場所を点検できる機体が欲しい」「このような機能があれば便利」といったご意見やご要望がございましたら、
ぜひお気軽にご相談ください。
2026.08.07
現場で使える画像分解能計算機を開発!製作者にインタビューしました
現場で使える画像分解能計算機を開発!
製作者にインタビューしました

ドローンによる測量や点検、空撮を行う際には、撮影する画像の細かさを事前に確認することが重要です。
その目安となるのが、**画像分解能(GSD:地上画素寸法)**です。
画像分解能とは、撮影した画像の1ピクセルが、地上や撮影対象物の何cmに相当するかを示す数値です。数値が小さいほど、対象物をより細かく確認できる画像になります。
しかし、画像分解能を求めるためには、カメラのセンサーサイズや焦点距離、飛行高度など、複数の情報を使って計算する必要があります。
そこで東北ドローンでは、必要な情報を入力するだけで画像分解能を確認できる「画像分解能計算機」を開発しました。
今回は、画像分解能計算機を開発した製作者に、開発のきっかけや活用方法、今後の展望について聞きました。
画像分解能計算機を開発したきっかけを教えてください
ドローンによる測量や空撮の現場では、飛行高度やカメラの性能によって、撮影できる画像の細かさが変わります。その目安となるのが画像分解能です。
ただし、画像分解能の計算には、カメラの仕様や飛行高度などの情報が必要で、現場でその都度計算するのは意外と手間がかかります。
そこで、必要な情報を入力するだけで、誰でも簡単に画像分解能を確認できるツールがあれば便利だと考え、開発しました。

ドローン業務の中で、どのような課題を感じていましたか
撮影計画を立てる際に、「どのくらいの高度で飛行すれば、必要な細かさの画像を撮影できるのか」を判断することに難しさを感じていました。
計算式を調べ、電卓や表計算ソフトを使って計算することもできますが、入力ミスや計算間違いが起こる可能性があります。
また、現場で素早く確認したいときには、毎回計算する方法では少し使いづらいという課題もありました。
この画像分解能計算機では、どのようなことができますか
カメラやセンサーに関する情報、焦点距離、飛行高度などを入力することで、撮影時の画像分解能を簡単に計算できます。
「この高度で撮影すると、撮影対象のどのくらいの大きさが1ピクセルとして写るのか」を事前に把握できるため、目的に合った撮影計画を立てやすくなります。
どのような方に使ってもらいたいですか
ドローン測量や点検、空撮に携わる方はもちろん、これからドローンを業務で活用したいと考えている方にも使っていただきたいです。
画像分解能の計算に慣れている専門家だけでなく、「画像分解能という言葉は知っているけれど、計算には自信がない」という初心者の方にも役立つツールを目指しています。
特に便利だと思う機能を教えてください
必要な数値を入力するだけで、画像分解能をすぐに確認できる点です。
撮影前に複数の飛行高度を入力して比較することで、求める画像の細かさと、飛行の効率を検討できます。
現場で天候や周辺環境などの条件が変わり、飛行高度を変更する必要が生じた場合にも、その場で数値を入れ直して撮影計画を見直すことができます。
どのような業務や場面で活用できますか
測量、インフラ点検、建設現場の記録、災害状況の確認、農地の調査、地図やオルソ画像の作成など、幅広い場面で活用できます。
特に、撮影前の飛行計画を立てるときや、業務で求められている画像の細かさを満たせるか確認するときに役立ちます。
現場で飛行高度を変更する必要が生じた場合の再確認にも活用できます。
使いやすくするために工夫した点はありますか
できるだけ専門的な操作を必要とせず、必要な項目を順番に入力すれば計算できるようにしました。
また、現場でも迷わず使用できるように、画面や入力項目をシンプルにすることを意識しています。
計算そのものに時間をかけるのではなく、算出された結果を撮影計画や業務上の判断に生かしてもらうことを大切にしています。
利用する際に注意してほしい点を教えてください
この画像分解能計算機で算出される数値は、入力された条件をもとに計算した、理論上の目安です。
実際の画像や成果物の精度は、カメラの性能、レンズの特性、飛行時の揺れ、天候、撮影条件、写真の重複率、解析方法、地上基準点の設置状況など、さまざまな条件によって変わります。
そのため、画像分解能計算機の算出結果だけで、実際の成果物の精度を保証するものではありません。
実際の飛行や業務では、使用する機体やカメラの仕様、関連法令、現場の状況、安全条件なども併せて確認してください。
今後、追加や改善を考えている機能はありますか
より多くの機体やカメラを簡単に選択できる機能や、目的とする画像分解能から適切な飛行高度を逆算できる機能を充実させたいと考えています。
そのほかにも、撮影範囲や必要な写真枚数、オーバーラップ率などを含め、撮影計画を総合的に支援できる機能を検討しています。
実際に利用された方の意見を取り入れながら、現場でさらに役立つツールへ改善していきたいです。
最後に、利用者へメッセージをお願いします
画像分解能の計算は、目的に合った空撮や測量を行うための大切な準備の一つです。
一方で、撮影のたびに計算に時間や手間をかける必要はありません。
この画像分解能計算機を活用することで、撮影計画の負担を少しでも減らし、より安全で効率的なドローン業務につなげていただければうれしいです。
ぜひ実際の業務や撮影計画で活用していただき、ご意見や「このような機能が欲しい」といったご要望もお聞かせください。
画像分解能計算機を公開しています
東北ドローンでは、ドローン業務をより分かりやすく、効率的に行うためのシステムや機材の開発を進めています。
画像分解能計算機は、以下のページからお試しいただけます。
https://tohoku-drone.github.io/GSD_calculator/
※本ツールによって算出された数値は、入力条件をもとにした参考値です。算出結果および本ツールの利用によって生じた損害や不利益について、当社は責任を負いかねます。実際の飛行や業務では、機体・カメラの仕様、現場条件、関係法令などをご確認のうえ、利用者の責任においてご使用ください。
2026.07.31
現在開発中のソフトウェアと機材のご紹介!
東北ドローンでは、ドローンをより便利に、安全に活用するための技術開発を進めています。
今回は、現在開発中の2つの取り組みについて、簡単にご紹介します。
① 画像分解能計算機
すでに新着情報、ブログで公開しておりますが、ドローンで撮影する際の「画像分解能」を簡単に計算できるツールです。

使用するドローンやカメラ、離隔距離など入力することで、必要な画像分解能が求められたり、目標とする画像分解能を入力することで最適な離隔距離などを求めることが可能です。
撮影対象に対して、どのカメラやドローンを使用すればよいか、どのくらいの距離から撮影すればよいかを検討する際に活用できるツールを目指しています。
すでに利用できるようになっておりますのでぜひ、下記リンクからご活用くださいませ!
tohoku-drone.github.io/GSD_calculator/
② 空飛ぶ車
地上走行と飛行の両方ができる、小型の移動機体を開発しています。
通常は車輪を使って地上を移動し、段差や障害物などによって走行が難しい場合には、プロペラで浮上して障害物を回避します。
建物内や大型配管内など、人が入りにくい場所での点検や調査への活用を想定しています。
室内でテストを行い、車輪、プロペラどちらも無事可動することが出来ました。
今後はテストの結果を基に、さらなる改良を進めていきます。[
今後について
今回ご紹介したものは、いずれも現在開発・検証中です。
実際の業務で使いやすいものになるよう、試験や改良を重ねながら開発を進めています。
今後も東北ドローンでは、ドローンを活用した点検・調査業務の効率化や、新たな活用方法の実現に向けて取り組んでまいります。
※本記事で紹介している内容は開発中のものです。名称、機能、仕様などは今後変更となる場合があります。
2026.07.24
ドローン撮影に使える「画像分解能計算機」を公開しました
ドローン撮影に使える「画像分解能計算機」を公開しました
東北ドローンでは、ドローン撮影時のGSDや撮影距離を簡単に確認できるWebアプリ「画像分解能計算機」を公開しました。
GSD画像分解能とは、画像上の1画素が実際の対象物のどの程度の長さに相当するかを表す数値です。
画像分解能計算機でできること
本アプリでは、主に次の計算ができます。
・撮影距離からGSDを計算
・目標GSDから必要な撮影距離を計算
・画像1枚に写る撮影範囲を確認
・機体、カメラ、レンズを選択して比較
・ズーム倍率や焦点距離を設定
・飛行速度とシャッタースピードからモーションブラーを確認
・一覧にない機材を独自に登録
撮影前に使用することで、必要な画像の細かさや、対象物までの撮影距離を検討しやすくなります。
点検、測量、調査などの撮影計画にご活用ください。
【画像分解能計算機】
https://tohoku-drone.github.io/GSD_calculator/
ご利用上の注意
本アプリで表示される数値は、入力された条件や機材情報をもとに算出した参考値です。
実際の撮影結果は、機材の仕様、撮影距離、ピント、明るさ、風、機体の揺れなどによって異なる場合があります。
計算結果と実際の数値や撮影結果に差異が生じた場合でも、株式会社東北ドローンは、それによって発生した損害や費用について責任を負いません。
実際の業務では、必要に応じて試験撮影を行い、利用者自身の責任で撮影条件を判断してください。
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