東北ドローンブログ
2026.10.16
【DJI Dock 3紹介③】運用編 ~FlightHub 2を使った遠隔飛行~
【DJI Dock 3紹介③】運用編 ~FlightHub 2を使った遠隔飛行~
これまで、第1回では「地上設置編」、第2回では「車載設置編」としてDJI Dock 3をご紹介してきました。
第3回となる今回は、DJI Dock 3とMatrice 4Dを実際にどのように運用するのかをご紹介します。
Dock 3では、DJIのクラウド型運航管理システム「DJI FlightHub 2」を使用することで、離れた場所から飛行ルートの作成や機体の状態確認、飛行中の映像確認などを行うことができます。
FlightHub 2で飛行状況をリアルタイムに確認
実際の飛行中は、FlightHub 2の画面上でMatrice 4Dの位置や飛行状況を確認できます。

今回の画像では、左側の地図上に飛行ルートと機体の現在位置が表示され、中央にはMatrice 4Dからのカメラ映像が表示されています。
また、画面上では高度や速度、バッテリー残量、RTKの状態なども確認することができます。
そのため、現地で送信機を操作する場合とは異なり、飛行状況とカメラ映像を1つの画面上で確認しながら運用できることが特徴です。
飛行後は自動でDockへ帰還
あらかじめ設定した飛行ルートが終了すると、機体をDockへ帰還させることができます。

画像では「Returning to Home」と表示され、Matrice 4DがDock 3へ戻っている状態を確認できます。
飛行から帰還までを一連の流れとして管理できるため、定期的な巡回や同じ場所を繰り返し撮影するような業務にも活用しやすくなっています。
例えば、
- インフラ設備の定期巡視
- 工事現場の進捗確認
- 建物や施設の定点撮影
- 災害時の状況確認
など、繰り返し飛行する業務での活用が考えられます。
建物に合わせた飛行ルートも作成可能
FlightHub 2では、単純なポイント間飛行だけでなく、対象物に合わせた飛行ルートを作成することもできます。

今回の画像では、3Dモデル上で建物の屋根を指定し、撮影範囲や飛行ルートを設定しています。
撮影対象の形状に合わせてルートを設定することで、屋根や斜面などを一定の距離から撮影することができます。
こうした機能を活用することで、これまで操縦者が現地で対象物を見ながら飛行していた作業についても、事前に飛行ルートを作成し、繰り返し同じ条件で撮影するといった運用が可能になります。
Dock 3は「飛ばす」だけではなく「運用する」ためのシステム
DJI Dock 3を実際に使用してみると、単純にドローンを自動離着陸させる設備というだけではありません。
FlightHub 2と組み合わせることで、
飛行ルートの作成
↓
Matrice 4Dの離陸
↓
リアルタイムで飛行・映像確認
↓
撮影
↓
Dockへの帰還・充電
という一連の流れを管理することができます。
特に、同じ場所を定期的に確認する業務では、毎回ゼロから飛行方法を考えるのではなく、あらかじめ作成した飛行ルートを活用できることが大きなメリットだと感じています。
今後の活用について
東北ドローンでは、DJI Dock 3とMatrice 4Dを実際に使用しながら、設備点検や巡視などへの活用方法を検証しています。
今後は、単純な自動飛行だけではなく、撮影したデータの比較やAIによる解析などを組み合わせることで、さらにドローン業務を効率化できる可能性があります。
「人が現場へ行ってドローンを飛ばす」という運用から、遠隔からドローンを管理し、必要なデータを取得する運用へ。
Dock 3によって、ドローンの使い方はさらに広がっていきそうです。
YouTubeでもDJI Dock 3をご紹介しています
東北ドローンでは、YouTubeでもDJI Dock 3をご紹介しています。
実際のDockやMatrice 4Dの様子など、写真だけでは分かりにくい部分も動画でご覧いただけます。
▶ 東北ドローン DJI Dock 3紹介動画
https://youtu.be/1qXQ2IhQh_U?si=IDYLe69ACLQI8-t_
ぜひこちらもご覧ください。



